一度なると何度も繰り返してしまうことが多い、誤嚥性肺炎。
誤嚥性肺炎を繰り返すと、命の危険があるため、医者から一切の食事を禁止されることがあります。病院で絶食が言い渡されると、点滴や胃ろうなどで栄養を補います。
そして、口から食べることをやめることで、生きがいを無くす人が多くいます。
ですが、実際に絶食が必要な人や、一時的に必要な場合も確かにありますが、ほとんどの人は食べたほうが肺炎の治療に効果的だという医者もいます。
そこで、病院で医者から誤嚥性肺炎で食事中止を言い渡されたら、食べることをやめる前に読んだ方がいい本があるので紹介します。
誤嚥性肺炎だと言われたら読んでおいたほうがいい本
『誤嚥性肺炎は食べながら治す』
「口から食べることで、ほとんどの患者が良くなる!」
専門医に聞いた、「食べられなくなった時にどうすべきか?」を徹底的に取材した最新の治療事情です。
最近では、「食べたほうが治る」という専門家が増えている
全国の「食医」口から食べることに力を入れている医者のリスト
『肺炎がいやなら、のどを鍛えなさい』
「食べる よろこび」は、人の人生に幸せをもたらしてくれる。
肺炎の大きな原因である誤嚥を避けるための、実践的な誤嚥防止対策などを専門用語をなるべく使わずに分かりやすくまとめられています。たいへん内容の濃い、勉強になる1冊。
嚥下をしっかり意識することの重要性
肺炎にならない為に患者と医者が気を付けるべきこと
呼吸の調子が悪いと嚥下も不調に陥りやすい
喉や呼吸のトレーニング
まとめ
いかがでしたか?誤嚥性肺炎で食事中止を言い渡されても、食べることをあきらめなかった人はたくさんいます。また、嚥下機能を回復させたことによって、生きる活力を取り戻した人も数えきれないほどいます。
今回は、「食べたほうが治る」という専門家がいるということ、そして嚥下機能を鍛えることで誤嚥を予防することが出来るということを知って欲しいため、参考になる2冊の書籍を紹介しました。
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