胃がんで胃の切除手術をした後遺症として、げっぷやおならが多くでるという症状があります。一時的なものと思ってあまり気にしないのが一番です…。
とはいえ、やっぱり気になると思うので、原因と対処法について簡単にまとめました。
胃がんの手術でげっぷやおならがでるという症状について
手術前よりも頻繁にげっぷやおならが出ます。
げっぷとおならは、空気とガスがたまることで、体外に排出する症状です。胃を切除して一番多い後遺症が、げっぷやおならが以前よりも増えるといった症状です。
ごはんを口にするだけで、すぐにげっぷが出るので、気になってしまいがちです。そこで、その原因がどこにあるのか、改善できる点はないか、などをチェックしてみましょう。
原因
胃が小さくなったから
話したり、ごはんを食べるときに空気を飲み込むため
げっぷやおならは、胃を切除することにより、胃が小さくなったために起こる症状です。
呑気症といって、気づかないうちに大量の空気を吸い込み、その空気が胃腸にたまることで、おなかの膨満感が起こったり、げっぷやしゃっくり、おならがよく出るようになります。
対処法(試してみてね)
げっぷ対策
げっぷ対策にはスプーンを使った食事が効果的です。
食べるときに空気を飲み込んでしまうために起こるので、スプーンを使ってみてください。なるべく空気が入らないように、スプーンに料理をのせたら、口を少し開けてすぐに食べるのがポイントです。
スプーンは口にあった大きさのものを用意しましょう。
おなら対策
おなら対策には、食物繊維の多い根菜をなるべく避けることがポイントです。
根菜の代わりに繊維のある食材をバランスよく、アボカド、納豆など繊維のある食材を取り入れましょう。
まとめ
胃がんの手術でげっぷやおならが出る原因とその対策についてまとめました。
ゲップやおならは、食事をしたり、おしゃべりをするときに空気を飲み込むことが原因です。スプーンで食べるなど、空気の入らない工夫をしてみてください。